本日は、ドライフルーツ「こどもギフト」で
ご報告しているレポートの一部を発信してみたいと思います。
このレポートは、寄贈者さんへのリターンとして
Facebook内非公開グループに投稿しているものです。
より多くの方々に社会にある現実を知っていただき、
ご自身なりのアクションをとるきっかけをご提供できれば
幸いです。
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▼ ドライフルーツ「こどもギフト」とは?
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まず、「こどもギフト」をご存知ない方向けに
当店を行っている「こどもギフト」のお話です。
ドライフルーツ「こどもギフト」は、
ソラシスで行っているドライフルーツを
児童養護施設の子ども達へ贈る事業です
寄贈者さんに「贈れる権利」を購入いただき、
毎月合算量のドライフルーツを
施設へ直接お届けしています。
■目的、方法などはこちらのページをお読みください:
https://solasis.official.ec/categories/3611906
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▼ 児童養護施設とは?
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”児童養護施設(じどうようごしせつ)”をご存知でしょうか。
親の病気、親の死亡、虐待など、何らかの理由により保護され、
親と離れて暮らす子どもたちが共同生活している施設です。
戦争があった時代は、社会的養護が必要な戦争孤児が社会問題でした。
その受け皿として”孤児院”がありました。
それが源流ですが、時代が変わり核家族化が進むと、
孤独な育児による親の精神疾患、
親の貧困や孤立による児童虐待が
新たな社会課題となりました。
そうした社会的養護が必要な子どもたちの受け皿として
児童養護施設があります。
入所理由に1番多いのは「虐待」です。
その他、親の金銭的理由、病気の場合も入所対象となります。
こどもたちの年齢は、一般的に2歳〜18歳。
入所時の年齢は、2歳、3歳の入所が一番多いといわれています。
0-1歳に保護された場合、「乳児院」という
赤ちゃんを養護する施設で育てられます。
児童養護施設に入所している子の30%弱は
乳児院を退所しての入所です。
最近の施設は「グループホーム」という
一般住宅で6人程度の単位で共同生活する
「家庭的環境」で療育する施設が多いです。
こどもギフトの寄贈先である
共生会さんの施設も全てこのタイプです。