2022/04/27 08:00

こんにちは、おかたむです。


前回からお伝えしているガーナWad社のCSR活動(社会貢献活動)。

今日は、保育園・学校への遊具・物品寄贈編です。

Wadでは保育園・学校の校庭の遊具、

そして教室用の机と椅子も寄贈しています。

その寄贈先スクールの名前は

”TAKEBE SCHOOL”

タケベ?スクール?

そうです。

日本人の名前がついている学校です

商品同梱のリーフレットをご覧の方はご存知かと思いますが、

これは「武辺寛則さん」という日本人の名前から付けられています。

現在、パイナップル農家さんが自然栽培を行えるのも、

Wad社がドライパイナップルを製造できるのも、

この武辺さんのお陰といっても過言ではありません。

武辺さんは、今から30年以上前、JICAの青年海外協力隊員として

ガーナのアチュワ村という場所へ派遣された隊員でした。

そこで現地の温暖な気候、豊かな土壌に着目し

パイナップル栽培を村の収入源として発展させることを決意。

現地で2年間尽力されました。

村の人々を巻き込んで、一緒に畑を耕し、汗を流した武辺さんに

村人からの絶大なる信頼が寄せられました。

その功績もあり、彼は村の村長にも任命されるほど人望の厚い人だっといいます。

残念なことに、赴任中に交通事故で命を落としてしまいますが

パイナップル栽培は今も村の人々を支える収入源となっています。

武辺さんの死後、彼の遺書に基づき、葬儀で寄せられた弔慰金等は

すべてアチュワ村の保育園、学校建設へ寄付されました。

そして建設された学校が、この”TAKEBE SCHOOL”だったのです。

(写真:TAKEBE SCHOOL)

メルマガ上部の画像は、校庭の遊具で遊ぶこどもたち

Wadのパトリックさんは、農業技術者として働いていた関係で、

武辺さんが起こした「アチュワ村の奇跡」の話を覚えていました。

そして、この事例を参考に、自身が20年前に訪れたWeija村で、

農家の人々へパイナップル栽培を教え始めたのが、Wadの事業の

スタートでした。

武辺さんへの感謝の気持ちが大きいパトリックさんは、

自身の事業で得た売上を使い、アチュワ村へ恩返しをします。

その手段として、保育園、学校への遊具、そして机と椅子を寄贈します。

(写真:寄贈した机と椅子で勉強するこどもたち)

武辺さんがいなかったら、こうして当社が日本でガーナのパイナップルを

お届けすることはなかったかもしれません。

このストーリーから、日本とガーナをつなぐ接点は

野口英世とチョコレートだけではない

と感じていただければ嬉しいです。

今日はガーナと日本の繋がりを感じる

ちょっといい話でした。

*武辺さんの詳細なストーリーはJICAのページをご参照ください:

https://www.jica.go.jp/volunteer/outline/story/11/index.html

店長

オカ田村亜樹子


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