ソラシス は、現在準備中です。
2021/04/15 11:17
こんにちは。アフリカ製品コンセプトショップのソラシス店長おかたむです。
今日は私に5分ください。そして、一緒にある社会問題を考えてみましょう。
突然ですが、あなたは「食品ロス」という言葉をご存じでしょうか。
これは「まだ食べられるのに廃棄される食品」のことです。
心当たりありませんか?
・セールで買った野菜やフルーツ。数週間後、異臭を放ったそれらの食材を冷蔵庫で発見
・一気に作り置きした夕飯。食べきれず捨てちゃった
・「もっと食べたい!」お皿に盛りすぎて、結局残して捨てちゃった
・買い物リストを作らず買い物。帰ってきたら同じものが冷蔵庫に!結局使い切らなかった・・・
こうしたまだ食べられるのに捨てられる食べ物を「食品ロス」といいます。
こうした食品の廃棄は、現在人類が抱える社会問題の1つです。
■世界の年間食品廃棄量:
世界では、年間約13億トンの食料が廃棄されています。
この量は、人が消費するためにつくられた食料全体の約1/3にあたる数値です。
つまり、人のために育てられた食べ物の約30%は、売れ残り、規格外、食べ残し、賞味期限が近い等の理由で企業や家庭から捨てられてしまうのです。
なんと勿体ない。。。。
■日本の食品廃棄量はどれぐらい?
日本国内では「年間2,550万トンの食料が廃棄」され、そのうち食品ロスは約612万トン(平成29年農林水産省統計)といわれています。
そのうち54%(328万トン)が事業系廃棄、46%(284万トン)が家庭からの廃棄です。
数字が大きすぎてわかりにくい! 笑
この「私たちの家庭から出る廃棄284万トン」は、人口1人あたりに落とし込むと、
毎日お茶碗1杯分の食料を捨てているのに等しい量です。
捨ててませんか?食べきれず捨ててる大きなおにぎりぐらいの食材。
でも、これは家庭だけの問題ではありません。
事業系(コンビニ弁当、売れ残りの食材、規格外で捨てられる野菜果物など)でもどんどん捨てられている食材があります。
これは、同じ商品をずっと店に置いておくと鮮度が落ちる、傷むということ以外に、「商品の回転率が下がる」からでもあります。
つまり、ビジネスとしては、どんどん売って、どんどん新しいものを売った方がお金になる。
だから、どんどん商品を新しくつくり、安く提供していく。
沢山売れた方がいいから、見た目が綺麗な商品だけ揃え、見た目の悪いものは廃棄していくんです。
畑で野菜育てたりした方はわかると思いますが、そんな綺麗な野菜や果物ばかり、収穫できるわけではありません。
よくスーパーで見かける「訳アリ品」。ちょっと形が不細工だったり、見た目が悪い野菜や果物を集めて売ってませんか?
あーいう素材が、実際の畑では沢山収穫されています。
でも、買い手がつかないと農家さんも自分で消費するか、廃棄しないとなりません。
味は美味しいのに・・・。これってすごく勿体ない。
当店で取り扱っているドライフルーツも同じで、農家さんが収穫してくる果物の中には、形が悪いもの、よく熟れて他より色濃くなっているものがあります。そうしたものは、やはり買い手がつかないので以前は廃棄していました。
一方、生産地のガーナでは国民の半数以上が飢えに苦しんでいるという現状。
通常のものと比べると、色濃くて茶色いドライマンゴー、パイナップルです。(パイナップルは売り切れ)
でも、よく熟れてるからこういう色なんです。甘くないわけない。
4月1日から発送させていただいている当製品。
有難いことに、お客様からも大変好評で、「今後も仕入れてください!」とのお声をいただいています。
ここからはお客様の声をお聞きくださいませ。
【お客様の声】
美味しそう~!
完熟品、味がしっかり濃いので、お湯に入れたり紅茶に入れたり、ヨーグルト漬けにしたり、
何かに漬すと味がしっかり出るので、かーなり濃厚。
私も水筒に熱湯を入れ、完熟マンゴーを投入しました。すると、1時間後にはこんな濃い色に。
「砂糖入れたっけ?!」という甘さにもびっくり。
完熟品は柔らかめなので、お湯で戻るのも早いという副産物。
ヨーグルトも味が濃くて、お客様が言ってた通りマンゴーピューレのようです。
こんなに楽しめる完熟品。
今まで廃棄されていたなんて、我々人間はどんだけわがままなんだ、と反省しました。
世界には、こうした食材が、私たちが食べてる量の何倍も捨てられている。
この事実に、心痛くなりませんか?
だから、私はせめてこうした規格外のものでも十分に食を楽しめる、ということを実感いただきたいという想いで販売させていただいています。
この想いに賛同くださる方がいらっしゃれば、ぜひ完熟品、味わってみてくださいませ。
不安な方は、通常マンゴーとの食べ比べセットもありますので、お試しの上味を確認してみてくださいね。
一緒に食品ロスに関する情報も同封しておりますので、美味しく食べながら食品ロスへのアクション起こしてみませんか?